ボウル

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ボウル

ボウルとは?

ボウルは、整列させたいワークを入れる容器です。発振体によってボウルを振動させてワークの方向・姿勢を整えます。ボウルには、側面が均一でアタッチメント選択の幅が広い「円筒ボウル」や側面がすり鉢状の「段付ボウル」、薄物ワークに用いられることが多い「皿ボウル」などがあります。

ボウルの選定

供給能力(1分間あたりのワークの供給数)や、ワークの形状・材質・重量などによって適切なボウルを選定します。パーツフィーダのボウルが適切なものでないと、導入後にボウル内の詰まりやチョコ停、パフォーマンス低下といったトラブルが生じやすくなります。様々な条件を考慮したうえでボウルの種類・大きさを決定することが重要です。

ボウルの種類

パーツフィーダのボウルとして代表的なものは、「円筒ボウル」「段付ボウル」「皿ボウル」です。

段付ボウル

段付ボウルの最大の利点は、ボウル内でワークが詰まりにくいこと。多くの量産現場で幅広く採用されており、特に大型ワークを扱うパーツフィーダに採用されることが多いのが特徴です。材質は主に、アルミニウム合金鋳物かステンレスです。

円筒ボウル

円筒ボウルは、一般的な用途で使用できるのはもちろん、特殊な用途にも対応できる汎用性の高さが特徴です。外形が一様な円周であるため、複雑で全長の長いアタッチメントでも容易に設置できます。

皿ボウル

主に、薄物ワークのパーツフィーダに用いられるのが皿ボウルです。薄物ワークの高速供給に適しており、細いトラックを設けることにより、薄く平らな部品を無理なく供給できます。

ボウルの表面処理

パーツフィーダのボウルは通常、摩耗による搬送能力の低下を防ぐために表面処理が施されます。表面処理の方法としては、ウレタンコーティングやシート材の接着、バフ仕上げやタフトライドなどが選ばれます。

ウレタンコーティング

ウレタンコーティングによって、ボウルの耐摩耗性は大幅に向上します。大きいワークを投入するボウルには、厚めにコーティングする方がよいでしょう。

シート材の接着

ボウルにシート材を接着する方法です。耐摩耗性だけでなく耐油性にも優れているため、油付の金属製ワークに最適です。また、ボウルを修理するケースで、短時間しか生産ラインをストップできない場合などにも適しています。

バフ仕上げ・ミガキ仕上げ

医療用や食品用のワークを扱う場合は、ボウルをバフ仕上げするのが一般的です。バフ研磨を施した後、電解研磨を施工します。静電気の発生しやすい樹脂製のワークにも、バフ仕上げやミガキ仕上げの表面処理を施すことがあります。

タフトライド

ステンレスのボウルに焼入れ処理を施して表面を硬化させ、耐摩耗性を向上させる処理がタフトライドです。直進フィーダのシュートやアタッチメント部分にタフトライド処理を施す場合もあります。

テフロンコーティング(フッ素樹脂コーティング)

テフロンコーティングは、ボウルの表面に膜を形成する処理で、摩擦抵抗の軽減や搬送能力の向上などが期待できます。ゴム製のワークにはテフロンコーティングを施す場合が多くなります。

パーツフィーダの構成部位~アタッチメント~

アタッチメント(ツーリング)とは?

姿勢が整ったワークを同一方向に整列させる手法です。方向を判別する方法は様々ですが、ボウルにワークの特性を考慮した仕掛けを設け、ワークの形や重心の違いによって判別・整列させる方法が一般的です。また、センサーやエアーを用いて形状の判別、ワークの整列を行う方法もあります。

アタッチメントの製作

アタッチメントは、ワークの詰まりや不良姿勢のワーク供給を防止し、安定した稼働を支えるパーツフィーダの心臓部です。アタッチメント製作においては、ワーク形状を慎重に検討することが重要です。ワークの姿勢や供給能力、ボウルの種類などを考慮してアタッチメントの形状を決めていきます。最適な形状のアタッチメントでないと、ワークの判別効率の低下につながりますし、ワークの詰まりや停滞を引き起こすこともあります。

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